第47回柴石温泉

別府溝部学園短期大学　温泉コンシェルジュコース
温泉マイスター　松田裕香

　今回は古くから時の天皇が病気療養の為に訪れたと伝わる歴史ある温泉。『柴石温泉』を紹介します。

内湯だけでなく露天風呂やむし湯・家族風呂もあり、自然に囲まれた地で源泉掛け流しの温泉が楽しめます。肩こりや打ち身などに効能があり、療養効果の高い温泉として「国民保養温泉地」に指定されています。
私がおすすめするポイントは「蒸し湯」です。足元に竹を敷いており、その竹の下を約80℃の源泉が流れる仕組みとなっています。
熱過ぎずちょうど良い温度が保たれています。蒸し湯をでたら隣に露天風呂がありその露天風呂はぬるめに温度が設定されているので体のほてりをとることができます。
内湯は熱湯とぬる湯があります。好きなお湯加減で入ることができると思います。シャワーもあって浴槽だけの温泉は苦手という方にもおすすめです！

※895年に醍醐天皇が、1044年に後冷泉天皇が病気療養のためご湯治されたと伝えられています。江戸時代に「柴の化石」が見つかり「柴石」と呼ばれるようになったとも伝えられています。　【別府市HPから】

＊温泉マイスターnoteでも情報発信してます。
https://note.com/onsen_meister/n/n3caa12186307

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