別府市南小学校3年生の総合学習で「温泉学」を講義&実験をしました。
講師のシニア・マイスター明石淳一先生は元中学の理科教諭でしたが、小学3年を対象にした2講座(90分)には相当苦労した模様です。
別府市は幼稚園から小学生・中学生までを対象に別府市の歴史、温泉、観光、伝統文化や先人の功績等を学び、別府に対する誇りと愛着及び自らまちづくりを担う心を育むことを目的に”別府のことをもっと知ろう!「別府学」”のテキスト&ビデオを作成しています。
今回の講座は、温泉のことをもっと深く知ろうと企画されました。
★☆★ 別府のことをもっと知ろう!(小学校3・4年生用)★☆★

手湯
(1)別府温泉から三種類の温泉を汲んできて手湯で感触を確かめる
A:明礬温泉 鶴寿泉 単純酸性泉(pH1.7)
B:鉄輪温泉 豊山荘 単純硫黄泉(pH9.1)
C:浜脇温泉 単純泉(pH7.4)

液性(pH)の違いを実験
(2)紫キャベツの液を使って3種類の温泉の液性(pH)を目視する実験
夏休みの自由研究にも使えるようなプログラムになっています。

地元のCATVも取材に

2クラス36名が参加
その後、鉄輪の地獄蒸し工房の温泉(飲泉可)を舐めて温泉の味を確認、給食時間に地獄蒸しのタマゴを味わってもらいました。
令和元年に大分県立図書館との協働プログラム「ふるさと再発見!おおいたの『タカラモノ』体験」の流れを発展させたものですが、”おんせん県おおいた”のこども達が温泉を学び「誇れる故郷」を持ってくれるようになると嬉しいです。
※温泉マイスターnoteでも情報発信してます。
https://note.com/onsen_meister/n/n2789bfbb535f?magazine_key=m28d1cd317eb6
別府温泉地球博物館では小・中学校向けの出前講座やSSH(スーパサイエンスハイスクール)研修などにも対応しています。
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