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別府の温泉地としての魅力 人材育成部門代表 斉藤 雅樹

はじめに
別府の温泉地としての魅力

 別府は、海あり山あり高原ありの環境、高速道路も鉄道も航路もあるアクセスの良さのほか、食材の豊富さ、温暖な気候など非常に好条件の立地に、世界第一位の源泉数、第二位の湧出量を誇り、「パーフェクト」とか「理想的」と形容したい温泉地です。
 温泉の種類は放射能泉を除く10の泉質があるとされ、2500ある源泉は微妙に個性が異なります。湯量が豊富で多くの施設では独自源泉を使用しており、市内に400箇所ほどある温泉施設では、一部を除き施設ごとに異なる湯を楽しめます。
 例えば、pHを見てもその範囲は1.7~9.9と強酸性からアルカリ性まで幅広く、求める効能や気分に応じて好きな湯を選べます。湯の色も透明、白、青、褐色などバリエーション豊かです。入浴様式も一般的な全身浴以外に、蒸し湯、砂湯、泥湯など希少なものが楽しめます。地上にある「温泉」と呼ばれる存在の大半を網羅しているデパート的な温泉地、それが別府であると言えます。